性同一性障害(GID)の症状は自らの性への嫌悪感や反対の性への強い憧れ

近年日本ではLGBTという言葉が多く聞かれるようになりました。
LGBTとは一般的にセクシャルマイノリティとされる人々を表す総称となります。
その中でも広義ではトランスジェンダーとして扱われるのが性同一性障害(GID)です。
性同一性障害とは、自分の体の性と心の性が一致しないことを指します。
「体は男性だけど心は女性」あるいは「体は女性だけど心は男性」だと認識している状態のことです。
性同一性障害の主な症状は、自分の身体の性に対して強い嫌悪感をもつこと、自分の身体と反対の性への強い憧れや願望を持つことが挙げられます。
そのため幼少時であればスカートやズボンへの嫌悪や憧れ、ランドセルの色やトイレの個室等性別による区別がある物事に対してとても敏感です。
また、その不安を払拭すべく人間関係や社会的役割を身体とは反対の性に寄せることもあります。
こうした症状に対して、自分のありのままの性を受け入れ向き合っていくことが対応として必要になります。
違和感や嫌悪感が残る場合は、精神治療やホルモン・外科的治療をすることになります。
性同一性障害は就学前に違和感を覚えるケースも多くあります。性同一性障害の難しいところは、自分の思う性と保護者が思う性が違う点です。
誰にも悩みを言い出せずに、苦しんでいる人も多くいます。
自分はどちらの性で生きていくかについて、自分自身や保護者の方と相談し、少しずつ受け入れていくことこそが最善の治療法と言えるでしょう。
性同一性障害を抱える人に対して、保護者や周りの人間がサポートできる環境が整っていることが大切です。